いつまでも 2

続き


家が一番、まだリラックスは出来る場所

それでもこうして常に下にも気を使っている

夜遅くにだけでなく、昼間でも物を落としたら響いてないかが気になる

娘にも常に走らないよう言ってる

娘も小さい時からマンション暮らしなので、足音はさほどうるさくない

親友んちとかでも、親友甥っ子の方が体重を乗せてドスドス

娘はなんというのか、タカタカタカッて軽い音

それすらも常に気にしている

実家は平屋だった

私はかなりうるさいガキんちょだった

母も手を焼いていたが

平屋でも注意されるくらいうるさかった

だから娘は可哀想なんだが、戸建てじゃないし

賃貸でもないから引っ越しだってお互いになかなかしない

マナーと言えばマナーなんだが、きっとこれも私が過剰に気にしていると思う

でなきゃ、ここに8年住んでいるが旦那ももう少し静かに歩くだろ?

自分が神経質で隣の音にも敏感だから、こちらが立てる物音にも神経質になる

結局、どこにいても私はこんなだ


まだ揉めてはったようだが、私の眠気が勝って1時半には再度寝付いた

だけど朝はなかなか起きられず

しかも寒い

またトイレが止まらない

娘を送り出す少し前にまた布団へ戻ってきた

ナマモノは誰の姿も見えないのに、たまに私が立てる物音に反応して

寂しくなるのか叫び鳴き


ほんとは布団に入ってる場合じゃない

あれこれやることはあるのだ

だけどやりたくないのだ


昨日やっと母の口座開設が終わった

弟から母のワーカーが連絡欲しいと言ってたのをメールで知り電話

口座開設がやっと終わったことを告げ電話をおく

区役所と思ってたら保健センターだったが電話したら担当者不在で折電待ちだったがかかってきた

そこで初めてまた母の委任状がいることを知る

住民票の写しがいるのだ

聞いてないって!

母に委任状をもらうだけっても、大変なのだ

作成して、病院に持参して、モノが二重に見えて手は震える人に書いてもらうんだから

しかも区役所も銀行も平日昼間しか開いてない

仕事時間は短いからなんとかなっているにせよ

逃してしまうとまた翌日

母の残り時間の心配もあるし


続く