寒さが身にしみる 1

昨日からまた段々冷え込んできた

本当にいったいいつまで寒いんだ

予報では来週火曜日辺りから、徐々に気温上昇するみたいだけど

ほんまかいな?


毎年今頃はテレビをつければ桜の開花予想や花粉の飛散情報ばかり

それらがすっかり影を潜めている

あれだけの大惨事が起こったのだから当たり前

情緒不安定になってきた先週辺りから、意識してテレビから遠ざかるようにしている

少し離れると、あの災害が夢だったのでは?という気持ちにすらなる

だけど、ボチボチ再開されつつあるメルマガの冒頭にもお見舞いの文言

毎日流れる携帯のニュースにも原発の動向に死者数のこと

今尚続く、被災地の方々の大変な状況が伝えられている

夢であればよいのにという希望は、こうして現実だと知らされる


映像より強烈さはないので、携帯ニュースは読んでいる

旦那は毎晩、何かに取り憑かれたように、ネットで原子力保安員?だかの会見を見ている

関西の私の周りの人々も、私のように震災のことを忘れてはいないが

何か直接出来るわけでもなく、どこか沈んだ気持ちを持ちながら

今ある生活をこなそうとしている

職場の人とお昼を食べながら、話題に登ることも少なくなった

多分、皆もずっと話題にすることがしんどくなってきたんだと思う

やっぱり何か出来るわけじゃないから

それに反して旦那はちとおかしい?

情報を集めては報告にくる

まだ1週間経ったくらいの頃みたいに見える

東京の工事がひとつなくなった

それからまた他の依頼が2つあって、今夜から東京に行く

2つあるので帰ってくるのは大変なので、水曜日くらいまで出たまんまになる

只でさえ車で遠出の移動には不安があるのに、まだ何も変わりない地域へ行くのは不安を増す

しかも保険は失効中

私も子供を育てなきゃならないから、何かあった時の心配をしてしまう

直接の被災地ではないにしろ、放射能問題もある東京

だから旦那が情報を集めているのもわからなくもないが、それでも何か違和感

何も解決していないけれど、「関西では敢えて通常の生活をして頑張らなくては」な心理になりつつある

旦那はまだ止まったままに見える

私らが病的なのか、旦那が病的なのか


続く