表現が出来ない 2

(続き)


旦那は覚悟が決まらないと、まるで駄々をこねるような言い訳しか出てこないのが

よくわかってしまったのだが、これが自分の旦那だという情けない気持ちもありながら

これが見えるまでにしてもらったのは

今まで根気よく関わってくれた医療や仲間のおかげだと

カウンセリング中に見つけてしまった、左親指の魚の目を触りながら思っていた。

↑結構、不真面目。


ほんとに『往生際が悪い』とはこの人のための言葉か?と思うくらい。

ほんとに情けない。

私も恥ずかしい。

旦那は頭で理解出来ていても、『私』が相手だから

『私』に対する不満が邪魔をして納得したくないらしい。


こないだ旦那ひとりクリニックに行って、ワーカーに言われたとか言ってた
「奥さんはその後、決別するつもりですか?」

は、すっかり忘れていたが、ワーカーからはその質問もなかった。

旦那が作った話しなのか、はたまた私がいたから出なかっただけかわからないが

私は数日前にも書いたように、決別になったとしても構わないと思っている。

カウンセリング中にも旦那は、親に合わす顔がなくなれば仕事も出来ないとか

脅しとも取れることを言ったが、私の気持ちはこれっぽっちも揺るがずに済んだ。

はい、無駄だとも言われた別居のおかげですわ。

仲間があの時までにも「どこででも生きていける」を教えてくれてたから。

それに、一度大きな会社を失っている。

今日風呂に入りながらも思った。

『失うのは怖いが、最初からなかったら失う恐れもないもんだ』

まだ持ってても、一度は捨てる覚悟もチラッとでもしたことは

凄い強みなんだなぁと実感。


(続く)