雨の前の神経痛〜

ほんまに雨の前になると神経痛が酷くなる。

首こり肩こり、腕の痺れがしみるように痛む。

あぁ、ほんまもんの婆。


明日は義父の見舞いで、市役所の人がくるから立ち会いもしてくる。

義父の介護保険の話し。

介護申請したけれど、通るとは思うけど

はたして家に帰れるのだろうか…。

義父本人はすっかり悟りの境地にいるように見える。

いろんなことを自分でも整理している。

今日は旦那が行ったんだけど、義母が実家に住み続けられるようにしてやってと言ったんだとか。

旦那もそれは考えてると伝えたんだとか。

来るものは来るのであるが、やはり切ないとしか言いようがない。


腎臓がんというのは発見した時点で転移が認められたら

5年生存率は30%だと、セカンドオピニオンの先生に説明されるまで知らなかった。

義父はがんとわかってから、いろいろ調べて不安がってると

あの頃に義母が言っていた。

私達も調べて、もっと旦那実家に行けばよかったと後悔しても始まらない。

左の腎臓を全摘して、肺も後から一部取った。

また他が大きくなったら取るんだと義父は言っていたのに

正月かその前かに聞いたら、取らないと。

これまたセカンドオピニオンで知るのだが

肺門部の動脈の辺りなので、取れないし放射線も心臓が近くて出来ないと。

今やってる放射線は骨転移部分。

痛みが酷いのと、腰椎だから麻痺や骨折の恐れがあるので。

以前効かなかった抗がん剤も点滴しているけども

腎臓がんは薬が効かない。

1%しか効果がないんだとか。

ご飯も今殆ど入らないので、みるみるうちに痩せてきて

やっぱり何も出来ないんだなぁと無力感。


今日旦那に義母がもらしていたのは

やはり旦那兄や兄嫁のことで。

日曜日に来たけども、その後電話一本すらなく、様子をうかがうこともないらしく。

それぞれの家庭の事情があるのかも知れないが

一番離れた場所だし面会に来れないにせよ

電話くらいはしてあげて欲しいもんだ。

義母の息子さん達も度々見舞いに行ってくれているのに。

義父も家の後々のことを次男の旦那に頼んだけども

先に長男に託したかったろうに。

真面目な長男に託したら一番安心と思ってたことは

義母の話しからもわかるんで。

そうでなくても借金話しで私がキレては

義母に愚痴ってた情けなさすぎな夫婦だし。

オッサンもやるときゃやるなぁと思った。


今日は病院の正面玄関辺りでコンサートがあったんだとか。

義父が行くと言ったから旦那が車椅子で連れて行ったらしい。

そんな時間はもう次はないかも知れない。

そんな親孝行の真似事が出来て、心底良かったなぁと思う。

私も母の時に外食に連れ出したのが親孝行の真似事だった。

大笑いしたよなぁ。


それでも私は諦めが悪いんで。

抗がん剤が奇跡的に効いたりしないだろうか?

なんて思ったりする。

ソフトボールしてて、手術後も走り回ってたという義父が

こんな弱々しくなっていても、まだ完全には受け入れられない。

がんというのさえ、嘘みたいな気がする。

現実逃避だろうけど。


少し落ち着いてた私の顔と首の発疹。

今日かてきょだしと化粧水と粉をはたいた。

数時間したらまた痒くなって、掻いたらまたあちこち赤くなった。

半分くらいは平気で使ってたのに

なんで突然かぶれるようになるわけ?

奮発したってのに。

あぁ、思い出したらまた痒い…。


もう日付が変わるわ。

おやすみなさい。