苦しい

ジワジワと死んでいく人に寄り添うのは苦しい。

一番苦しいのは本人だから、踏ん張らないとダメだけど

家族だって苦しい。


旦那の義理の兄弟は奈良に住んでて

私たちよりマメに様子見してくれる。

自分の父親を癌で亡くした義理の兄弟の奥さんは

重なるのか、本当に必死で。

私も同じくなんだけど、やはり距離を言い訳に様子見出来そうな時は

溜まった疲れで動けなくて。

その奥さんだって腎臓が悪くて、フルタイムの仕事もあるし

子供さんも下の子はまだ小学校に上がったばかりで。

ただもう、私もだんだん踏ん張りがきかなくなっていて。


安定してたと思いきや、昨日旦那が帰ってから、夕方にはまた苦しそうになってたとかで。

酸素濃度も今、モルヒネ入れて85とか。

肺炎はよくなってても肺の腫瘍が気管を塞ぎつつあるのか?

モルヒネの流量は増やすみたいだが

主治医の話しではモルヒネでは弱いのかもと。


今夜旦那がまた病院に行くかは考えている。

私は駆けつけなきゃでなさそうならば

明日は行くことにしていたし、行ってくる。

また娘のかてきょも木曜日辺りにと思っていたが

やはり難しいかも。

あまり長く休むと、先生が他の生徒を持つこともあるし

変わってしまうかもと言われてる。

そうは言っても、仕方のないことばかりで。


悪い病状のメールをもらった瞬間から

また肩こりが酷さを増した。

刺すようにビリビリと緊張と共に。

踏ん張らないとと思うけど、私の痛みもどうにかしなきゃ動けない。

人を支えるにも自分が安定してなきゃ出来ないし。


お金もどんどん出ていく。

こちらも頭が痛い問題で。

そんなことはどうにかなるんだろうけど

自分らの生活もあるわけで。

距離が本当にネック。

近くだったら交通費もさほどかからんのだし。

1日行けば電車バスで2000円だもんな。

そんなこと本当に言ってられないからやってるけども。


家族も真綿でジワジワ首を絞められてる感じで。

食欲も失せたまんまで、私もやつれた。

兄貴夫婦が恨めしいわ。