パパのアホんだら 2

(続き)
 
  
パパが電車でお金がなくなっていたと言った翌日
 
「1ヶ月の定期券買い」
「後は返さんでいいから。小遣いにし」
「でも、後は知らんで」
 
そう言っておいたのに翌日には
「ガソリンないから入れた」
 
と漏らしていた
 
聞こえていたがスルーした
 
電車賃がなくなって、困ればいいねん!!
 
そう思ったから
 
まー、困ったのはヤツではなく私だったんだが(苦笑)
 
 
娘の水着を待ちながら掃除機をかけて晩御飯の下準備だけしていた
 
そしたら昼前にパパが帰宅
 
「車冷房つけたらガソリンなくなるから、暑いから飯食いに帰ってきた」
 
と現場から通りかかったらしくそう言って昨夜私が初めて作った弁当を
 
食べ出した
 
 
もう、定期券は私が買うことにしたのでそれは晩に言うことにして
 
とりあえず帰りの電車賃の180円を渡そうと財布を開けたが
 
細かいのがなくて500円渡した
 
 
それから定期を私鉄の最寄り駅まで買いに行った
 
日傘を忘れて日差しが痛かった
 
持っている日傘では紫外線は防げないらしいが直射日光はやはり痛いのだ
 
なのに、最寄り駅では買えないと言われた
 
短い区間なのだが始発点か終点のどちらかでの購入らしい
 
仕方ないのでいつも使っているJRの最寄り駅までチャリで行くはめに
 
 
パパにお金を渡したらまた定期を買わずに違う事にお金を使う
 
そうすればまた電車賃がなくなる
 
イタチゴッコだ
 
明日にはクリニックに行くからその駅まで行くし明日にしようかと思った
 
でも、明日は25日
 
五十日だから混んでも嫌だしと行ってきた
 
 
(続く)