いくつかのキーワード 3

(続き)


淋しさで痛いけど、私はもう7、8歳の無力な子供じゃない

今の娘と違って立派なオバチャンだ

もう淋しさに胸をざわざわさせて

ただ、誰かを待つ必要もない

ざわざわする度に言い聞かせたら

いつか解放されるだろうか?


私は実家を出るまでは弟で埋めてきた

弟をロボットのように扱って自分の淋しさを埋めてきた

実家を出たとたん、今度はパパ相手にそれをやった

だからパパが私から離れようとすると

我慢ならずに追いかける

それが無茶苦茶な方法でも

キチガイじみた方法でも

勿論、そこまで計算してやってる訳じゃない

ミーティングなどに出るようになってから分かったこと

問題を起こせば注目が集まる

ボーダーの王道

人も自分も傷つけないと自分なんか誰も見てくれない

そんな真相心理

そんなことしたら余計に人は呆れて離れていくから

ますます孤独に

そして
「やっぱり見捨てた!」

これも自分がボーダーと分かったことで

教えてもらったり本で学んだ

学んだところで行動はすぐには変わらない

だから自分に苛々する

また自分を破壊したくなる


今日、先行く仲間が教えてくれたアドレスの先に

境界例のことが書かれていた

看護長にこの前借りた本にもあった

投影同一視

他者を鏡にして自分を理想化したり、こきおろしたり

だけどその自分自身の、等身大の自分を見つめるのが怖くて

出来ないから、基本的に自分は悪くなくて

他者だけが悪者

ほんまパパとの関係ではやりまくってる


『パパが悪いから私はこうなった』

『母が悪いから私はこうなった』

自分が選んでやった責任は棚上げで

そうでないと耐え難く、生きてられないから

自分に自信がなく、価値がないと思ってるから

自分の悪い部分まで認めたら

ほんまに生きる価値なんてない

こういう仕組みやったんやなと理解した


それでも生き方のくせはなかなか抜けず

このやり方ばかり


(続く)